スポーツふるさと納税「ふるスポ!」

スポーツを楽しみながら、地域のスポーツプロジェクトを応援できるふるさと納税サイト「ふるスポ!」のブログです。ここでは、支援している大会やチームが、実際にどんどんな取り組みで活用されたのかを紹介していきます。そのほかにもスポーツのまちづくりの発信をしていきます。

湯の丸高地プール「トレーニング体験セミナー」が開催 ー長野県東御市ー

2019年10月20日、長野県東御市に日本でただ一つの高地トレーニングプールが竣工し、全天候型400mトラック・林間ジョギングコース・トレイルランコース・宿泊施設と合わせて「GMOアスリーツパーク湯の丸」として完成しました。

 

プール施設オープンの様子について詳しくはこちらから。

furu-spo.hatenablog.com

 

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11月23〜24日、新しく完成したプール施設で、湯の丸高地プール「トレーニング体験セミナー」が開催されました。セミナーには首都圏などから一般の方31人が参加し、とても熱気のある練習会になっていました。

 

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今回は、そのトレーニング体験セミナーに参加されている方々にお話を聞くことができましたので、少しだけご紹介させていただきます。

 

湯の丸高地プール「トレーニング体験セミナー」とは

2019年11月23〜24日の1泊2日で、日本で最も標高の高いトレーニングプールにマスターズ日本記録保持者の小泉飛鳥氏をコーチに招き、高地トレーニングにおける効果と方法を学びながら、プールや筋力トレーニングを体験できるものです。アスリート食堂でバランスのとれた食事をとりながら高地でのトレーニングを体験し、持久力向上につなげ、参加者の記録更新を目的とするセミナーです。

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  • 参加者の声を聞いてみました!

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「ウォームアップから苦しかったので、体がついてくるか不安でした。普段の練習より3割増しの負荷はありそうです。自己ベスト更新につながりそうです」

 

 

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「去年、この場所で開催された陸上トレーニングにも参加しました。今年はプールセミナーがあるということで参加しました。実際に高地トレーニングを体感してみたかった」

 

 

日本トップクラスの選手も合宿中!

セミナー開催日、隣のレーンでは、なんと社会人選手権で準優勝の経験がある、日本水泳振興所属の林選手も合宿を行っていました!

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日本水泳振興会所属 林 和希選手


 「地上のプールと比べると、やはり息がきつい。酸素が足りないところからエネルギーを作らないといけないので、負荷はかかる」

「一方で、高地トレーニングでは、水質が軽くなるのでボディポジションがよくなって水の抵抗が少なくなりスピードが早くなる」

「日本にこれほどの施設ができるととても調整しやすい」

 

 

日本代表クラスの方々が合宿し、東京オリンピックパラリンピック大会で金メダルを目指すことはもちろんのこと、一般の方々がトップ選手が合宿するのと同じような環境で練習し、自己ベストを目指すのは、とても貴重な体験になりますね!

 

取材にご協力いただいた皆さまありがとうございました。

 

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後日、日本代表の選手たちが、後日同じ場所で合宿を行っています。

ナショナルチーム合宿START@東御市 - TOBIUO JAPAN Journal  

tobiuojapan.org

 

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プール施設を始め陸上施設の整備費用はふるさと納税で賄われています。是非皆様の応援をお願いします。

トップアスリートの隣で一緒に練習できる環境を、是非利用しに行ってみてはいかがですか?

 

 屋内プールは個人の方もご利用いただけます。合宿等で貸し切りの場合もございますので、事前にご確認のうえご利用ください。

●開館時間 午前9時~午後6時
●利用料金
 プール 高校生以上 1,000円/2時間
     小中学生 500円/2時間
 トレーニングルーム(プール建物内) 500円/2時間

問合せ:東御市文化・スポーツ振興課 ℡0268-75-1455

 

#湯の丸応援 

https://www.furu-spo.jp/project/detail.php?id=5

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ブースターだけじゃない!地域がバックアップする新潟アルビレックスBB

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新潟アルビレックスBBは新潟県長岡市をホームタウンとして活動しているプロバスケットボールチーム。ホームアリーナは、長岡駅から直結のアオーレ長岡

アオーレ長岡にはアリーナのほか、市役所や、雪の地域にあって年中通して市民が交わることができるよう「ナカドマ」(屋根付き広場)を設けるなど特徴的な施設。

 

シーズン中は、その長岡の象徴のひとつであるアオーレ長岡やその周辺が新潟アルビレックスBB一色になります。そんなことができるのはどんな背景があるのか、チームと地域の関係性はどうなっているのか、アオーレ長岡を運営する部署で、チームとの関係が深い長岡市役所の市民協働課中野隆平さんにお話を伺うと、チームと地域の関わり方が見えてきました。

 

ふるスポ!は、昨年からふるさと納税を活用した長岡市のチーム支援という形で関わり、今年も継続して行っています。

 

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長岡市市民協働課 中野隆平さん

 

———こんにちは!まずは、市民協働課のお仕事について教えて下さい。

市民協働課という名前の通り、市民のコミュニティ形成・生涯学習の支援など、アオーレ長岡の運営のソフト面の業務を行っています。

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アオーレ長岡でのイベントの様子

 

 

———市民協働課で行っている新潟アルビレックスBBの装飾はどこですか?

昨年は、アオーレ長岡での大型シートや、近隣の大手通フラッグ掲出、長岡駅で選手の足型やフラッグを掲げたりしていました。また、夜はアルビカラーでオレンジイルミネーションを実施しました。

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大手通の装飾

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長岡駅の装飾

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駅からアオーレに向かうスカイデッキにも、選手やマスコットの写真

 

駅に装飾があって、会場につくまでにワクワクしていただき、会場に到着するとアオーレが装飾されてお客様をお出迎えすることができたらと考えています。

またこの活動が、長岡市が掲げる「バスケのまち」の機運醸成につながるように行っています。

 

———この装飾はどういったきっかけで始めたのですか?

平成28年に長岡市、株式会社新潟プロバスケットボール、長岡地区 NIIGATA ALBIREX 後援会、 公益財団法人長岡市スポーツ協会の4者が包括連携協定を結び、それを機に行政と企業をまきこんだオール長岡でバスケのまちづくりを目指し取り組んでいます。

 

市民協働課としては、会場に足を運んでもらうためにこの取り組みを始めるようになりました。

 

実は、アオーレ長岡だけでなく、長岡市内のアピタ・イオン・中之島体育館など年を重ねるごとに装飾の場所が増えてきています。

 

 

———いろんな制約があり、新しいことをしようと思ってもここまで大々的にできないのではないかと思います。新潟アルビレックスBBとの関わり方で意識していることはありますか?

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難しい話も「無理」とは言わずに、代替案を出し、希望に近い形で実現できるように取り組んでいます。みんながどうにかしてやろうという雰囲気はあります。

 

昨年、地区優勝したときに、餅まきならぬ「お菓子撒き」をしたいという相談をいただきました。3階からは安全性からできないが、「1階からなら…」と、どのような時も代替案を出すことは心掛けています。実は、シャンパンファイトをしたいという相談もあり、条件付きでOKを出したのですが、実現しなかったこともありました。

新潟アルビレックスBBのおかげで街が盛り上がっている感じもあり、この盛り上がりを後押ししてより良くなればという思いで取り組んでいます。

 

アオーレに来ていただいて楽しんでもらっている印象はありますし、市内在住の方から「子供がミニバスを始めた」などの声を聞くこともあり、「バスケのまち」が浸透してきていることを感じます。

 

———今後、始めてみたいことや継続していきたい事業などあれば教えて下さい。

新潟アルビレックスBBのホーム試合へ未就学児を招待する事業を昨年度から始めました。バスケットボールの熱気を実際に感じてもらえるこの事業は、今後も続け、子供達の将来の夢を育むことにつながればと考えています。

 

———最後に、一言お願いします!

アオーレ長岡は市民の方たちのハレの場の意味を持つ施設です。すぐにNOは言わずに、利用していただくみなさんにワクワクを提供していければと考えています!

 

 

 

最後にお知らせ

ふるスポ!では、長岡市新潟アルビレックスBBと連携しチームを支援できたり、プロジェクトに参加できるふるさと納税を始めました。控除を受けることができ、実質2,000円の負担で、新潟アルビレックスBBの応援をしましょう!

※控除額には上限があります。ご確認の上プロジェクト参加をお願いします。

 

▼2019-2020オーセンティックユニフォームが返礼品。集まったふるさと納税は、アオーレ長岡のアルビBB装飾などに活用されます。

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▼10,000円のふるさと納税で、長岡市内の小学校へ授業などで使える「新潟アルビレックスBBオリジナルビブス」をプレゼントし、地域貢献活動をチームと一緒に作ることができます!

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「目線は上に!」長野県東御市に日本唯一の高地トレーニングプールが完成


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10月20日長野県東御市に日本でただ一つの高地トレーニングプールが完成しました。

全天候型400mトラック・林間ジョギングコース・トレイルランコース・宿泊施設、そして10月20日に竣工した屋内プール施設を揃えた「GMOアスリーツパーク湯の丸」です。

 

陸上練習場には、これまでにもMGCでも活躍した大迫選手や神野選手が練習に訪れていました。

number.bunshun.jp

 

 

www.instagram.com

 

陸上練習施設に加え、プール施設が竣工し、多くのアスリートが利用できる施設が完成したことになります。

 

 これまで国内には高地トレーニグプールが無く、選手達は海外でプールを借りて練習を行ってきました。また海外の高地トレーニング合宿に参加できる選手は協会から選ばれた一部の選手しか参加できませんでした。

そこで、地の利を活かして、東京から約2時間半で高地の負荷をかけてトレーニングできる環境を提供できないかと取り組みを始め、完成したのがこの「GMOアスリーツパーク湯の丸」です。

この施設により、多くのトップアスリートが移動や食事の負荷無く練習に取り組める環境ができました。

 

そして、花岡市長はトップの選手だけでなく、一般の競技を楽しむ人がここでトレーニングに取り組むことで、多くの人が湯の丸に訪れ、地域活性化を実現できると考え、このプロジェクトの先頭に立って取り組んで来られました。

 

  • トップアスリートだけでなく多くの方が利用できる施設に

竣工式ではたくさんの方々からコメントがありました。

 

日本水泳連盟会長の青木剛さんからは「トップクラスの選手だけでなく、ジュニア選手・パラリンピアンが高地で練習できる環境ができ、日本水泳界にとってとても貴重な施設になる。この湯の丸から世界で活躍する選手がうまれることを期待しています。」と挨拶がありました。

 

中でも特に印象に残ったのは、内閣官房東京オリ・パラ競技大会推進本部事務局長 平田竹男さんの言葉で、「東御市で高地トレーニングをして、そのまま東京オリンピックに出場する」ことを可能にできないかと競泳日本代表平井コーチとともに考えたのが始まりだったということ。

また、東京大会からオリンピックとパラリンピックが並列になり「東京オリ・パラ」という言葉を創ったのは平田局長でした。アスリートファーストで、隔たりのない大会を実現するために、この場所もそれを体現した場所にしたかったと想いを語っていただきました。

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内閣官房東京オリ・パラ競技大会推進本部事務局 平田竹男 局長



 

泳ぎ初めに参加したパラリンピック選手の成田真由美選手(アトランタシドニーアテネ北京大会に出場)もその隔たりのない施設を構想段階から一緒に作って来られたお一人で「車椅子のままプールから更衣室へ・シャワールームも車椅子で入れるように作ることができた。そして洗面台の高さや、ロッカーサイズまで障害者の目線を取り入れた設計になりました。」と感想を語っていただきました。

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泳ぎ初めに参加したアスリート。竹田涉瑚選手(左)、成田真由美選手(中央)、加藤ゆかさん(右)

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(奥がプール)更衣室からプールへ段差なく入れます。

 

  • 目線は上に!「日本でもっとも標高の高い水泳教室」の開催

 これからはこの光景が生まれるんだなと感じたのは、長野県の小中学生を対象に開かれた「日本でもっとも標高の高い水泳教室」でした。

 

そこでは、泳ぎ初めに参加した株式会社オーエンス所属の竹田涉瑚選手が長野県の小中学生を対象に指導をしていました。

「目線を上にあげて泳ぐと力が出る。水泳だけでは無くて、普段の生活でも目線を下に向けて歩くと心が沈みますよね。普段から頑張りたい時は目線を上にあげてみましょう!」という指導がとても印象的でした。

 

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水泳教室の様子

 屋内プールは個人の方もご利用いただけます。合宿等で貸し切りの場合もございますので、事前にご確認のうえご利用ください。

●開館時間 午前9時~午後6時
●利用料金
 プール 高校生以上 1,000円/2時間
     小中学生 500円/2時間
 トレーニングルーム(プール建物内) 500円/2時間

問合せ:東御市文化・スポーツ振興課 ℡0268-75-1455

 

 

取材を終えて

「目線を上にあげて頑張ってみる」。

水泳の指導でもあり、人生の大切な指導でもありました。スポーツを通して技術だけでなく、様々なことが学べることがあるというのがスポーツの価値だと思いました。

そして、この場所で練習した人が、個人のベストを出したり、多くのメダリストが生まれたり、多くの笑顔が生まれることを楽しみにしています!

 

トップアスリートだけではなく、地域の子供達や多くのスポーツを楽しむひとの自己ベストを目指す場所になる、この場所をふるさと納税で応援することができます。

 

是非応援してみてください。

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当日の様子を写真で少し振り返ります。

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プール施設外観

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テープカットの様子

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当日はGMOアスリーツの選手のみなさんも駆けつけて来てくれました!

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プール施設の隣には、アスリート食堂も。食事でもアスリートを支援

 

「プロ選手は子ども達にとって“生きた教材”」という話。新潟アルビレックスBBと地域の関わり方(後編)

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プロスポーツームの地域貢献活動は耳にすることが多くなってきましたが、詳しく説明されているものがなく、実際に何をしているのか、どんな目的でやっているのか伝わりにくいと感じていました。

 

バスケット交流の模様の前編に続き、後編では夢授業の様子や、選手や事業を行っている担当者のお話を伺いました。そこには、子ども達にプロスポーツとの関わりを通して、何を感じて欲しいかということがわかってきました。

 

「ふるスポ!」は、新潟県長岡市新潟アルビレックスBBと連携し、ふるさと納税を活用したチーム支援・スポーツ振興を行っています。2019年8月からは、ふるさと納税で小学生にビブスをプレゼントできる企画も開始しました。

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  • 選手の夢や目標との向き合い方からの学び

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バスケット交流の後は、選手たちが先生となり夢授業がスタート!

ここからは、チームスタッフが司会となり、選手に質問。一問一答で内容を紹介していきます。

 

 

Q)小学生・中学生時代はどんな子どもだった?

 森井選手:小学校1年生からバスケを始めました。勉強は1年生の頃は毎日校長室でやっていました(笑)。小学校3年生からバスケスクールに通いだして、勉強もバスケもしっかりしないといけないという意識に変わりました。何かひとつ夢中になれることがあるのは良かったですね。

 

石井選手:小学校2年生からバスケットを始めました。小学生の頃、アルビBBの試合を観に行って、将来あんな選手になりたいと思いました。

 

Q)バスケット選手になり、夢を叶えた2人だけど、子どもの頃の夢は何でしたか?

石井選手:バスケット選手になりたかった。小学生の時からみていた五十嵐選手や池田選手と同じチームでプレーできてすごく幸せです。

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森井選手:バスケが上手くなりたいという気持ちだけだった。プロ選手になりたいという夢ができて、夢との距離がだんだんわかってきたので、それをどうやって達成するかを考えてきた。まずは、毎日夢中で好きなことをやることが大事。

 

Q)夢のために頑張ってきた2人だけど、簡単にはいかなかったことや諦めて夢を変えようと思ったことはありますか?

石井選手:プロ選手になれないんじゃないかと思うことはあったが、頑張り続ければ何かチャンスがくる。もし仮にダメだったとしても、次のステップにつなげることができる目標を持って頑張り続けることはすごく大事だと思います。

 

森井選手:諦めたことは一度もないです。いつも上手くいかない時は、他人のせいにするのではなく、自分に目を向けてきました。まだまだ夢の途中です。バスケだけでなく普段の生活でも自分に目を向けて行動して、今日の自分は、明日の自分を越えていくことを意識しています

 

Q)プロ選手になれて良かったことや嬉しかったことはありますか?

石井選手:たくさんの人に応援してもらっていて、応援してくれている人たちのおかげでプレーできている。そういった人たちが喜んでもらえた時がすごく嬉しいです。

 

森井選手:選手になれて、感謝の気持ちが強いです。自分のおじいちゃんが喜んでくれて、活躍することが生きがいだと言ってくれている。これからもプレーや様々な形で感謝の気持ちをいろんな方に表現していけたらと思っています。 

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Q)ホーム長岡のいいなと思うことは?

石井選手:みんなもそうだと思いますが、ながおか花火が一番好きなところです(笑)!

 

森井選手:去年初めて花火を見て、すごく感動しました。そこに向けたまちの盛り上がりも感じました。それに、まちがあたたかいですね。ここまで皆さんや市全体が、熱い応援やサポートをしてもらえている地域はBリーグ探してもなかなか無いと感じているので、すごく力になります。

 

Q)これからの目標はありますか?

石井選手:チームとして今シーズンの目標は、去年目標としていたチャンピオンシップ進出した成績を超えること。個人としても、必要とされる選手になれるよう1日1日を大切に頑張っていきたいです。

 

森井選手:チャンピオンシップを経験し、まだまだ上があると感じました。もっともっと自分・チームの成長をしていきたいです。個人としてはBリーグを代表する選手になれるよう、一歩でも二歩でも前に進んでいくしかないと思っているので、それに向けて頑張っていこうと思います。

 

会場)拍手〜!!!!

 

>次は、小学生からの質問タイム!

 

Q)身長と体重を教えてください

石井選手:187cm、80kgです!

森井選手:178cm、77kgです!

 

Q)どうしてバスケが好きになったのですか?

石井選手:兄がバスケをしていて、一緒に試合を観に行ったり、プレーしているうちに自然に好きになっていました。

 

森井選手:小学生の時に通っていた美容室の方がミニバスのコーチをしていたので、それがキッカケでバスケを始めました。やっていくうちに「上手くなってパスをもらいたい!」と思うようになり、どんどん惹かれていきました。

 

Q)バスケをする時、何を大切にしていますか?

石井選手:練習に全力で取り組むことは大切にしています。

 

森井選手:勝負事なので、年齢実績関係なく相手に勝つことを心がけています。対戦するチームもそうですし、自分と同じポジションの人にも、そして、自分に勝つことを意識しています。

 

Q)得意な技は何ですか?

石井選手:遠いところから打つシュートを得意としています。

 

森井選手:ドリブル、パス、ディフェンスが得意です。

 

Q)誕生日はいつですか?

石井選手:7月13日です!

 

会場)おめでとーーーーっ!(取材日は、7月18日)

 

森井選手:9月22日です!

 

Q)今何歳ですか?

石井選手:何歳に見えますか?(笑)24歳です。

森井選手:(石井選手と)同い年ですが、23歳です。

 

Q)家族はいますか?

石井選手:お兄ちゃんがいます!

森井選手:4人家族で弟が大学3年生です。

 

最後に、代表の子ども達から一言お願いします。

「今日はとてもいい試合でした。選手と私たちの絆が深まってよかったです。」

「スピードが速くて、ダンクシュートが上手くて、試合のときはびっくりしました。」

「質問でいろいろメモをとれました。ありがとうございました。」

 

>最後に選手から感想をもらいましょう!

 

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森井選手:短い時間でしたが、バスケットやお話をして楽しかったです。ありがとうございました。

 

これからみなさんが夢や目標に向かって頑張ってくれることを期待しています。僕自身まだ夢や目標の途中で、僕も頑張るのでみなさんも頑張ってください。バスケットはとても楽しい競技なので、もしよかったら始めてみてください。アルビBBの試合にも見に来て欲しいなと思います!

 

石井選手:短い時間でしたが、みなさん元気よく積極的に取り組んでくれたので、すごく楽しめましたし、汗もたくさんかきました(笑)。

 

みなさんが、夢や目標に向かって取り組めば、可能性はすごくあると思います。自分もみなさんに負けないように夢や目標に向かって頑張るので、みなさんも頑張ってください。

この小学校の近くに僕が小学生のときからあったチームがあります。素晴らしい監督やコーチがいて、みんな楽しくバスケをしているので、興味ある人がいれば、男の子も女の子も関係なく、やっていただけたら嬉しいです!ありがとうございました!

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オレンジのリボンが印象的。今日を楽しみにしていたんでしょうね!


 

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最後はみんなでハイタッチ!

 

 

  • 選手が考える地域との関わり方とは

ながおか夢授業終了後、この事業を選手がどう感じているか、選手にお話を伺うことができました。なかなか無い機会かと思います!

 

——プロ選手として地域との関わり方はどのように考えていますか?

 

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森井選手:この活動やクリニックなどもそうですが、子供達と触れ合う活動は増やしていきたいと考えています。自分が子どもの頃には、身近にプロの選手が教えてくれる機会がなかったので。今はプロスポーツチームが増えて、このような機会は増えてきていると思ますが、バスケットをする・しないに関わらず、選手が来てくれてこういった体験ができるというのは、これからの人生に大切になっていくのではと思います。よりよい活動にしていければいいなと思いますね。

 

石井選手:出身地のチームに所属していて、育てていただいた長岡市新潟県全体を盛り上げることにどんどん協力していきたいと思います。

 

自分の興味もあり、こんな質問もしてみました。

 

——選手からみる、スポーツの価値はどんなことだと思いますか?

森井選手:いい意味でも悪い意味でも勝ち負けがある。勝ってばかりの人はいない。それはスポーツじゃなくても受験や就職活動もそう。スポーツから学べることは、勝っているときどうすればいいか、負けているときどうすればいいかを考えること。バスケットはチームプレーなので人との関わりも重要になってくる。社会に出ても役立つことがあるとバスケットをしてきて感じています。

 

人との関わり・感謝の気持ちはスポーツをやっているから体感できているというのがあります。スポーツをやってきたから今の自分があると確信を持てています。また、様々な発言は、言う人によって捉え方は全然違ってくると感じていて、自身はプロの選手になり、影響力のある立場になってきているので、子ども達にアドバイスを言ってあげることで意識はすごく変わるのではないかと思っています。

 

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石井選手:努力しないと頑張らないと生き残れない。これは会社に勤めることも同じだと思っています。頑張らないと置いていかれる、居場所がなくなる中で、そういったことを学べるところだと思います。

また、スポーツには、人を巻き込んで夢中にさせる部分があると思います。

 

———市のバックアップはどんな面で感じますか?

石井選手:大手通(市の中心商店街)にチームの旗を掲げていただいていたり、試合の日にはアルビBBのオレンジTシャツを着て仕事をしていただいている会社もあったり、選手を様々なイベントに呼んでいただいたり、何よりもたくさんのお客さんにアリーナに来ていただいています。

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  • 夢を実現した選手は生きた教材

最後に、長岡市教育委員会の新澤さんに、新潟アルビレックスBBと取り組む「ながおか夢授業」の目的をお伺いしました。

 

——事業を始めた目的を教えてください

子ども達に夢を描いて目標をもって取り組むことを体感して欲しいと思ったからです。

プロの選手は夢を実現した人なので、その夢を叶えるまでの挫折や紆余曲折があった体験談を語ってもらい、諦めないことって大事なんだなと、夢を叶えるのは自分次第なんだと感じてもらうこと、そして志を持って取り組むことを子ども達に感じてもらいたいなと思っています。

 

今、新潟アルビレックスBBのホームアリーナのアオーレ長岡の場所は、1964年開催の新潟国体のバスケットボールの会場だったという縁もあり、「バスケのまち長岡」としてバスケットボールを通してそれが実現できればと思っています。

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アオーレ長岡の木製ルーバーは、元々体育館で使用されていたフローリングを活用している

 

もう一つ大きなのは、地元のチームなので、チームを通して地元愛を感じてほしい。地元に関わっているプロスポーツチームがあって、地元に対して誇りをもってもらいたいという願いもあります。

 

石井選手は、実は教え子なんです(笑)。ちょっとしゃべりにくかったんじゃないかと思いますが。今、新潟アルビレックスBBで活躍している石井選手や今村選手は長岡出身で、身近で過ごした人が地元で頑張ってプロになっているというのはとても大きいですし、新潟アルビレックスBBの選手が語ることを通じて子ども達から地元愛を感じてほしいと思います。

 

石井選手は中学時代は怪我が多くて、苦しんでいたと思う。夢が叶うのか不安になるなど、同じような気持ちの子がいると思うんです。挫折をしても夢を叶えた人だから子どもの気持ちに響く言葉が出てくると思います選手は「生きた教材」なんです。教科書に載っている題材ではなく、目の前にいるので、子ども達への影響・感じ方は違うと思います。

 

夢を叶えるのは大変なこともあるけど、素晴らしいことなんだと子供達に感じてほしいなと思いますね。

 

 

<編集後記>

実際に選手の体験や考え方は誰でも気付かされる内容がありました。選手がもっともっとチャレンジしようとしていることを知り、まだまだ大人も子供もチャレンジすることを忘れてはいけないと刺激を受けました!

 

また、事業の担当者にお話を伺い、改めてとても素晴らしい事業だと感じました!今回タイトルにもしましたが、「選手は生きた教材」という言葉がとても印象に残りました。

 

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そして、新潟アルビレックスBBと長岡市は連携し、ふるさと納税を活用して子ども達を応援する事業を立ち上げました!

 

長岡市ふるさと納税をすると、寄附者様からの寄贈として長岡市内小学校のバスケットの授業などで利用するビブスの購入費に活用させていただく事業です。

自分のふるさと納税を通して、新潟アルビレックスBBの活動の参加者になることができます!

 

こちらの応援もよろしくおねがいいたします!

 

長岡市内の小学校へ新潟アルビレックスBBオリジナルビブスをプレゼントしよう!|スポーツふるさと納税「ふるスポ!」

www.furu-spo.jp

 

当ブログの転載は大歓迎です。(転載元URLの明記をお願いいたします)

「プロ選手は子ども達にとって“生きた教材”」という話。新潟アルビレックスBBと地域の関わり方(前編)

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プロスポーツチームの地域貢献活動は耳にすることが多くなってきましたが、詳しく説明されているものがなく、実際に何をしているのか、どんな目的でやっているのか伝わりにくいと感じていました。

 

実際に現場の温度感を肌で感じ、選手や事業を行っている担当者の声を聞いてみると、そこには、子ども達にプロスポーツとの関わりを通して、何を感じて欲しいかということがわかってきました。

 

「ふるスポ!」は、新潟県長岡市新潟アルビレックスBBと連携し、ふるさと納税を活用したチーム支援・スポーツ振興を行っています。2019年8月からは、ふるさと納税で小学生にビブスをプレゼントできる企画も開始しました。

www.furu-spo.jp

 

長岡市は、新潟アルビレックスBBと、様々な事業において相互協力を行なっていく協定を結んでおり、その一環として市内小中学校へ選手が訪問し、「ながおか夢授業」として交流事業を行なっています。

 

「ながおか夢授業」についてホームページから抜粋すると、以下のように書かれています。

子どもたちに夢を描き志を立てる力と生き抜く自信を育むことを目指し、長岡市が進める「熱中!感動!夢づくり教育」の新たな取り組みとして、「ながおか夢授業」を行います。

「ながおか夢授業」は、「バスケによる市民協働のまちづくり包括連携協定」を締結する新潟アルビレックスBBの選手たちが、市内小中学校で特別授業を行い、子どもたちに夢を持つことや努力することの大切さ、ふるさと長岡の魅力や誇りを伝えるものです。

 

チームが行う地域貢献活動でもあり、地域とチームが連携して行うまちづくりの一環でもあるということがわかります。

 

ふるスポ!のtwitterでもながおか夢授業の様子をあげましたが、前編後編に分けて、こちらで詳しくレポートをさせていただきます!

 

  • ながおか夢授業を見学!

実際に小学校へ伺い、その様子を取材させていただきました!

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ながおか夢授業は、2019年は長岡市内8校で行われる予定で、今回訪れたのは、長岡駅から車で約10分の場所にある長岡市立上組小学校。3年生2クラス78名を対象に開催されました。

 

新潟アルビレックスBBからは、石井峻平選手、森井健太選手が参加しました。

 

 

  • まずはバスケット交流!

選手のドリブルの音を間近で聞いたり、パスをかわしたり、ドリブルやシュート練習を行いました。バスケットを通して選手と交流できる機会は貴重な為、子供達も真剣です。

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選手のドリブルの音にびっくり興味津々!

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実際にみんなもドリブルをやってみよう!

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ドリブルで走り回ったり

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シュートを打ってみよう!

基本練習の後に、選手とミニゲームをしました。子ども達が得点をとった時には、体育館がひとつになり、まるで新潟アルビレックスBBのホームアリーナ「アオーレ長岡」にいるような歓声が響きわたりました!

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新潟アルビレックスBB選手とミニゲーム

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森井選手のドリブルに翻弄!

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石井選手のダンクシュート!!

ちょっとやりすぎましたね。笑

 

  • 取材させていただいた感想

子ども達が、選手とバスケットを楽しむ姿や、チームスタッフの話をしっかり聞いている姿が印象的でした。

 

プロ選手とバスケットができるなんて、少し前まで想像もできなかった体験が今はいろんな地域にプロチームがあるので体感できるようになりました。子供たちの思い出になる体験を提供することで、子供達が地域へ愛着をもち、様々な形でいつまでも地域に関わってもらえるようになるのではないかなぁと感じました。

 

大人はお金を払ってでもやりたい…。

 

この事業がチームの集客だけが目的ではなく、子ども達の成長にとっても影響のあることだと感じました。

 

 

後編では、夢授業の様子や、選手やながおか夢授業担当者にお話を伺い、この事業の目的や、選手が感じる地域との関わり方などの内容をお届けします!

 

ながおか夢授業担当者と石井選手の関係も明らかに。。

 

後編に続く…

 

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「ふるスポ!」はふるさと納税を活用して、新潟アルビレックスBBと長岡市が連携して子ども達を応援する事業を立ち上げました!

 

長岡市ふるさと納税をすると、寄附者様からの寄贈として長岡市内小学校のバスケット授業などで利用するビブスの購入費に活用させていただく事業です。

自分のふるさと納税を通して、新潟アルビレックスBBの活動の参加者になることができます!

 

こちらの応援もよろしくお願いします!

 

長岡市内の小学校へ新潟アルビレックスBBオリジナルビブスをプレゼントしよう!|スポーツふるさと納税「ふるスポ!」

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自分ゴト化の連鎖が生み出した大きなうねり「やいた八方ヶ原ヒルクライムレース」

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月17日・18日に栃木県矢板市で開催された「やいた八方ヶ原ヒルクライムレース」。6回目を迎えた2019年は、過去最高の820名を超えるエントリーがあり、年々参加者が増えています。「ふるスポ!」ふるさと納税でのエントリーで協力させていただきました。

 

このレースのもう一つの特徴は地域の「おもてなし」。どんな仕掛けで地域・大会のファンを作ってきたのか。大会事務局、ヒルクライムならぬ「夜クライム」発起人、そしてそれを支える人たちにお話を伺うと、それぞれが自分ゴト化し、自分には何ができるかを行動に移した結果が見えてきました。

 

 

  • 地域の取り組みから始まった

数年前、矢板市役所では、部署横断型の「プロジェクトチーム」を作り、自分の仕事の枠には囚われず、地域活性化を目的に、自身の興味のある分野で仕事をしようという取り組みがありました。そのプロジェクトチームのひとつが、自転車でまちを盛り上げる目的で「チャリプロ」というチームを作りました。

 

自転車を活用したまちづくりプロジェクトチームとは?

通称:チャリプロ。

健康維持に最適なスポーツとして近年注目され、愛好者が増えている「自転車」について、地理的優位性を活かしたサイクルイベントを開催するなど地域活性化に取り組むことを目的に設置されました。

市職員がメンバーとなり、自転車を活用したまちづくりを進めるための調査・研究を行っています。

矢板市ホームページより引用。(https://www.city.yaita.tochigi.jp/site/tyaripuro/) 

 

 

そのチームで話題に出たのが、「じてんしゃの杜」という栃木県内の自転車屋さんが現在のヒルクライムレースと同じコースで開催していた計測会。そこで、「プロ自転車チームの宇都宮ブリッツェンなどの協力を得て、この計測会を活用して交流人口につながるヒルクライムレースを作ってみたらどうか」というのがやいた八方ヶ原ヒルクライムレース大会の発端でした。

 

この大会の意義は、東京マラソンのような都市型レースとはちがう、「矢板を知ってもらい、何度も自転車を通して訪れてもらう、矢板市の交流人口を増やすことが目的なんです。」と伺うことができました。

 

 

  • 何かできることはないか、地域の有志が始めた「夜クライム」

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栃木県矢板市は、泉地区(北部)・矢板地区(中部)・片岡地区(南部)の3つの地域が合併してできた市で、「夜クライム」はその中でもこの大会のスタート地点から近い、泉地区の有志が始めた取り組みです。

 

 

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発起人の中村さん。最初の頃は個人メールアドレスや携帯番号が問い合わせ先だった

 

「地域にヒルクライム大会がある。せっかく来てもらったなら、前日の宿を提供しよう!」と、何かできることはないかと考え地域の公民館を解放し、宿の提供を始めました。第2回大会から始め、今年で5回目になります。

 

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お囃子で選手をお出迎え

 

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みんなで楽しみながらおもてなし


いまでは、宿の提供だけでなく、大会前夜に食事や地元の特産の提供、栃木県を中心に活動するプロ自転車チームの宇都宮ブリッツェン那須ブラーゼンの選手との交流も行われており、大会ファンが何度も参加するような取り組みに育っています。

 

 

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宇都宮ブリッツェンの選手達もチームカーで到着



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那須ブラーゼンの選手などから大会の攻略法を伝授



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矢板の地酒も振舞われた

 

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サイクリスト同士の交流の場になっている



 

「夜クライム」参加者の声

 

・群馬からレース初参加。

この大会にでるなら、他のサイクリストとの交流もできる夜クライムから行った方がいいよとお勧めされたのだとか。

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・東京から来られた参加者。

夜クライムは3回目。「どこにも情報が出てないんですが、実は、朝食でソーメンも出て、おもてなしがすごい。一度来たら、やめられなくなって、毎年来てしまいます。」

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地域のみなさんが作った食事が出てきたときには「これを1年間待ってたんだよー」という声もあがっていました。

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みなさん自転車談義に花を咲かせながら、明日のレースに備え英気を養っていました。

 

  • レース当日!

レースの模様を写真と共に振り返ります。

 

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スタート地点に向かう選手たち。まるでツール・ド・フランス



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朝早くから沿道で選手を応援する地元の方々



 

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レーススタート!プロの選手と一緒に走れる国内でも数少ない大会



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子ども達のカテゴリーもあり、親子で楽しめる

 

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ゴール目指して登っていきます!



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ゴール!!!



レース後の楽しみは「食」!

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地元の商店からたくさんのブースが出展

 

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レース名物のお肉!

 

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無事レースを終えて選手のみなさんもリラックス



 

  • 取材を終えて

自転車屋さんが始めた計測会、市役所の横断プロジェクト、おもてなしを始めた有志の方々。スポーツ大会を通して交流人口増加、そして貴重な体験を通して地域・レースのファンになることで自転車のまちづくりができてくる。

 

きっかけは小さくても、それぞれの行動が大きなうねりになっているのを体感した大会でした!

 

 

スポーツふるさと納税「ふるスポ!」はスポーツプロジェクトをふるさと納税で応援できるプラットフォームです。これからも地域の大会やチームなどを掲載していきます。是非チェックしてください!お気軽に問い合わせもお待ちしています。

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ランナー・地域の方、みんなで作り上げたトレイルランニング大会 「Takahara Adventures Festival 2019」

 

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5月18・19日に栃木県矢板市で初開催されたトレイルランニング大会「Takahara Adventures Festival 2019」にランナー約300人が集まりました。

コースは、栃木県県民の森 緑地記念公園から高原山を登って、県民の森 緑地記念公園へ帰って来る約30km。この大会の発起人は、矢板市出身の漆原 邦和さんです。

 

「ふるスポ!」はこの大会のふるさと納税でのエントリーで協力させていただきました。ふるさと納税された一部が、スポーツのまちづくりに活用されるということで、実際にどんな風に行われているのか、大会発起人の漆原さんや、自治体の方、ボランティアの皆さん、ランナーの皆さんにお話を伺いました。

 

大会開催に込められた想い

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大会発起人の漆原さん

発起人の漆原さんは、アクティビティを提供する会社で働いていましたが、自身の生まれたまち矢板を盛り上げたいという想いで、アウトドアガイドやキャニオニングなど自然を体験するアクティビティを提供する会社を矢板市内に立ち上げました。

 

「日光と那須に挟まれた矢板は、どうしても通り過ぎられがちです。最近では、「おしらじの滝」など新しいスポットが出てきましたが、自然を体験する箇所が少なく、ツアーを組んでも中々人が集まらないこともあります。なんとか観光地じゃない矢板に足を運んでもらいたいと考えていました。」

 

そんな中、地元で奮闘している漆原さんに、2018年5月、「高原山でトレイルランニング大会を開いてみませんか?」と声がかかりました。

 

早速、試走会をして、ランナーからもとても良いコースという意見を聞き「これだけ良いところがある。是非多くの人に知ってもらいたい」という想いで、開催することを決めました。また、「栃木県県民の森公園や、高原山を走るだけではなく、家族で一緒に遊べるような大会にしよう!」と、これまで使われていなかった県民の森公園を活用し、様々なアクティビティを提供したり、市内の飲食店にも声をかけ、出展してもらいました。

 

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地元商店のお店が出店。フェスのような雰囲気。

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ランナーには、地元矢板の八方汁が振舞われた

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フィールドアスレチック体験

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ツリークライミング体験

自治体からみたスポーツイベントの開催意義

矢板市商工観光課の和気さんも漆原さんの支援者の一人。開催当日は、シャトルバスの誘導など、大会を外から支えていました。

 

「スポーツツーリズム推進のために地域資源を活かして、まちに接する部分は多く作っていきたい。こうやって多くのランナーが集まってくれている姿を見て、本当に嬉しい。自分たちの身近にあることを、外の人が体験して喜んでもらっている姿を見ると、地域の価値を再発見できる。」

 

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「今回、市内の商店街から飲食店も出展をしてもらっているが、いつもと違う場所で経済効果が生まれていることもとても嬉しい。この大会をキッカケに八方が原を知ってもらって、また練習で使ってもらえればとても嬉しいですね!」と話していただきました。

 

 

地域のボランティアの皆さんも活躍!

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ボランティア協力していただいた「創年ぶらぶらクラブ」の皆さん


普段は、デイサービス支援や、ミシン体験・そろばん体験など学校支援ボランティアをされている「創年ぶらぶらクラブ」の皆さん。矢板市で開催されているヒルクライム大会やマラソン大会などのボランティアにも積極的に参加されています。本大会では、ランナーの会場案内などで協力していただいてました。

 

皆さんからは、「ボランティアを通して誰かの役に立っていることは生きがいになっている」「こうして、サークルのみんなに顔を合わせる機会にもなって、高齢者の居場所づくりにはいいよね」との声を聞くことができました。

 

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補給食を出すエイドコーナーもボランティアが大活躍!

 

ー大会運営は、地元のボランティアの方の協力なしでは成り立ちません。そんなボランティアを通して、生きがいを得たり、みんなで集まる機会に繋がったり、そういった部分でもスポーツが地域にあってよかったことになるのではと思いました。

 

ランナーの皆さんも大満足の大会!

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楽しそー!

 

どのランナーも笑顔で走っている姿が印象的でした。

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ゴールしたランナー


 

ゴールした皆さんが口を揃えて言っていたのは、とても景色が良くて、楽しかったという声でした。自然の中を走るトレイルラン。高原山の魅力を少しでも感じていただいたようでした。

 

中には、前日にご家族でフェスティバルに参加されている方もいました。「中々子供達に山を見せれる機会もないので、明日はお父さん一人だけ走りますが、みんなで楽しめるのはいいですね。」との声もありました。

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前日のフェスティバルにご家族で参加するランナーも

 

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大会当日、お父さんのゼッケンには家族の写真が!



 

これまで活用されていなかった公園などを活用し、みんなが楽しむ大会を開催したことがとても意義のあることだと感じました。

 

大会は、第一回目。この大会自体もスタートラインについたところ。ふるスポ!はスポーツ×ふるさと納税で、大会の継続的な開催の支援に繋がることに少しでも力になることができればと思います。

 

発起人の漆原さんの笑顔、自治体の方の開催を迎えることができた安堵の笑顔、ランナーの大会を楽しんでいる笑顔を見て、みんなでこの大会を作っているような感じを受けました。

ふるスポ!も、少しだけその一員になったような気分でした。

 

開催おめでとうございました!来年はもっとパワーアップした大会を楽しみにしています!!

 

 

スポーツふるさと納税「ふるスポ!」はスポーツプロジェクトをふるさと納税で応援できるプラットフォームです。これからも地域の大会やチームなどを掲載していきます。是非チェックしてください!お気軽に問い合わせもお待ちしています。

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最後に大会の様子をダイジェストで。 

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スタート前には、招待選手の齋藤 美紀選手や、星野 由香理選手から「楽しみましょう!」とランナーへメッセージ。

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スタート!!!!


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